かわいい深海魚15選:気持ち悪い深海魚ばかりじゃない?

水族館
タキ
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こんにちは、大学院生のタキです。

僕は深海魚に関する研究をしているほど
深海魚が好きな学生です。

今回はそんな僕が厳選して
「かわいい深海魚」を紹介します

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かわいい深海魚っているの?

実は深海魚の定義って
はっきりしていません。

(一方で、深海は深度200m以下の海のこと)

一般的に深海魚(深海生物)は
深度200m以下での生息が確認された生き物

のことを指します。

そんな深海魚たちですが
基本的なイメージはおそらく

  • 気持ち悪い
  • 変わった見た目をしている
  • 「グロテスク」

こんな感じでしょう。

圧力が高く、光の少ない場所に棲んでいるので
仕方ないことなんですが
実は意外とかわいい深海魚もいます。

ということで
皆さんがどう思うかは分かりませんが
かわいい深海魚たちを紹介していきます

出来るだけ動画も貼ったので
ぜひ動いている姿も見てあげてください。

メンダコ

名前:メンダコ
分類:軟体動物門タコ目メンダコ科
大きさ:最大 26cm
生息水深:水深200〜1060m

とても有名になった「メンダコ」。
最近はストラップやマスコットにも
使われるようになってきました。

たまーに水族館でも飼育されます。
僕も見に行きましたが
ホントにかわいい見た目をしていました。

形がUFOみたいで泳ぎ方もかわいい。
味は美味しくないらしい…。

メンダコ – Flapjack octopus

ジュウモンジダコ

引用元:JAMSTEC HP

名前:ジュウモンジダコ
分類:軟体動物門タコ目メンダコ科
大きさ:約8-10cm
生息水深:水深500〜1380m

メンダコの仲間、「ジュウモンジダコ
こちらも愛くるしい顔をしてます。

大きなヒレが特徴的なので
英語で「ダンボオクトパス」と呼ばれています。

他にもジュウモンジダコの仲間がいて
発光器を持つもの
水深5,000m付近で見つかったものがいます。

Rare Dumbo Octopus Shows Off for Deep-sea Submersible | National Geographic

ハダカカメガイ(クリオネ)

名前:ハダカカメガイ
分類:軟体動物門裸殻翼足目ハダカカメガイ科
大きさ:約1-3cm
生息水深:水深0〜600m

クリオネでお馴染み「ハダカカメガイ」です。
本当の和名はこちらなんですが
「クリオネ」の方が有名になってます。

実は巻貝の仲間であるハダカカメガイ
「海の妖精」と呼ばれていますが
餌を取るときは恐ろしいんです。

頭をぱかっと開き
バッカルコーンと呼ばれる捕食器官で
餌を捉えて、ゴクリ。

実は肉食なんですね…。
水族館で見ることもできます!

タルガタハダカカメガイ

名前:タルガタハダカカメガイ
分類:軟体動物門裸殻翼足目ハダカカメガイ科
大きさ:約10cm

こちらはクリオネの仲間
タルガタハダカカメガイ
見た目は太ったクリオネですね。笑

でもなんだか可愛くないですか?
水族館で見ることはできませんが
こういった生物もいるんです。

是非覚えておいてください!
*動画は写真とは別の種です。

ダルマハダカカメガイを当館初展示

ユメソコグツの稚魚

引用元:屋久島ダイビングライフ

名前:ユメソコグツの稚魚
分類:脊索動物門アンコウ目アカグツ科
大きさ:1cm以下

魚の多くは幼生の頃と
大きくなってからの姿形が違っています。

ウナギの稚魚は結構有名かも。

この魚「ユメソコグツ」もその一つ。
かわいいですね。

何かのRPGゲームとかに出てきそうですよね。
ダイビングで見ることができるかも!

ギガントキプリス

名前:ギガントキプリス属の仲間
分類:節足動物門ウミホタル科ギガントキプリス属
大きさ:約1-2cm
生息水深:水深 数百〜数千m

こちらはウミホタルの仲間「ギガントトキプリス
この大きな眼が特徴で
とても高性能なレンズの役割を果たします。

どれぐらい高性能かと言うと、2007年に
「もっとも光を集める能力のある眼を持つ生物」
としてギネスブックに掲載されるぐらい。

生態はほとんどわかっていないので
新しい情報に期待です…!

Round animal with car headlamps for eyes – Giant Ostracod

サメハダホウズキイカ

引用元:Aquatic Photo life

名前:サメハダホウズキイカ
分類:軟体動物門ツツイカ目サメハダホウズキイカ科
大きさ:約13cm
生息水深:水深 数百m

このホウズキのように膨らんだ体を持つイカは
サメハダホウズキイカ
目の周りに発光器を持っています。

全身がガラスのように透き通っているので
英語では「Glass squid」と呼ばれています。
このずんぐりむっくりの体がかわいいですね。

サメハダホウズキイカ  Glass squid

ハワイヒカリダンゴイカ

引用元:TREE OF LIFE

名前:ハワイヒカリダンゴイカ
分類:軟体動物門コウイカ目ダンゴイカ科
大きさ:約2.5cm
生息水深:水深 400〜1,000m

こちらもずんぐりむっくりのイカ
ハワイヒカリダンゴイカ

イカスミで有名なイカですが
実は深海性のイカは基本的に墨袋を持ちません。
理由は、必要ないからです。

ですがこのイカは「光る墨」を吐けます。
これを囮にして敵から逃げることができるんです。
かわいいだけじゃない、凄いイカ。

ミドリフサアンコウ

名前:ミドリフサアンコウ
分類:脊索動物門アンコウ目フサアンコウ科
大きさ:約30cm
生息水深:水深 90〜500m

派手な色のこの魚は「ミドリフサアンコウ
鍋で食べられるアンコウ(キアンコウ)と
比較的近い種です。

Youtuberのきまぐれクックさんが
食べてましたが「めっちゃ美味い」らしい。

この赤い色は、地上にいると目立ちますが
光の関係で深海では目立たなくなります。
それぞれの生存戦略も面白いですね。

ミドリフサアンコウ、しぼむ。

オオグチボヤ

名前:オオグチボヤ
分類:節足動物門マメボヤ目オオグチボヤ科
大きさ:約15-25cm
生息水深:水深 300〜1,000m

口をあんぐり開けたような「オオグチボヤ
口のような部分は入水孔と呼ばれ
ここでプランクトンを濾し取っています。

海水が流れてくる方向を向き
ひたすら待っています。
なんとも愛らしいですね。

水族館でもたまに見られます!
僕はアクアマリンふくしまで観ました。

BBC Planet Earth/Blue Planet – Deep ocean creatures

キホウボウ

名前:タルガタハダカカメガイ
分類:節足動物門カサゴ目キホウボウ科
大きさ:約10cm
生息水深:水深 110〜500m

変わった見た目の「キホウボウ
ホウボウと言う魚は知っている人も
いるかもしれません。美味しい魚です。

一方でキホウボウは身も少なく
あまり食用とされません。

水族館でも観られるキホウボウ。
こいつのかわいいところは、海底を歩く姿。
是非ご覧ください。

海底を歩く魚 キホウボウ – Peristediidae 葛西臨海水族園

サギフエ

名前:サギフエ
分類:節足動物門トゲウオ目ヨウジウオ科
大きさ:約15-20cm
生息水深:水深 25〜600m

この口の長い魚は「サギフエ
水族館でも結構見ることができます。

頭を下にして泳ぐ習性があり
水面の表層近くを泳いでることが多いです。
その姿もとてもかわいい。

食べてみると
味は結構いけるらしい?

サギフエ / 男鹿水族館GAO

センジュナマコ

名前:センジュナマコ
分類:棘皮動物門板足目クマナマコ科
大きさ:約7-8cm
生息水深:水深 545〜6,720m

この透明の生き物は「センジュナマコ
細長くて寒天状の体を持っており
かわいくない、と思う人もいるかも…。

6,000mを超える高圧の地域からも
発見されている、なんとも不思議なナマコ。

僕はかわいいと思います(断言)
動画を見て確かめてください!

Sea Pig Slow Dance

ザラビクニン

名前:ザラビクニン
分類:脊索動物門カサゴ目クサウオ科
大きさ:約30cm
生息水深:水深 200〜800m

柔らかい体を持つこの魚は「ザラビクニン

クサウオ科の仲間は
コンニャクのような体を持つものが多く
水からあげると崩れてしまいます。

胸ビレには味蕾があり
これを海底につけて、獲物を探しています。

また、瞳孔の大きさを変えることで
目に入る光の量を調節することもできます。

いろんな特徴を持った可愛らしい魚です。
*動画にはコンニャクウオ3種が写っています。

深海魚が三役そろい踏み! アバチャン・ザラビクニン・タマコンニャクウオ アクアマリンふくしま に行って来ました~!

ドウケツエビ

名前:ドウケツエビ
分類:節足動物門十脚目ドウケツエビ科
大きさ:約1.5cm
生息水深:水深 150〜1,000m

タワーにひっついているエビが「ドウケツエビ
タワーの名前は「カイロウドウケツ」

ドウケツエビのかわいいところは
見た目ではありません。

カイロウドウケツは「偕老同穴」と書き
夫婦が仲睦まじく過ごし、最後には同じ穴(墓)に入る
と言う意味。

その名の通りこのエビは
小さい頃に雌雄でカイロウドウケツに入り
その中で生活をします。

ずっと夫婦で暮らすわけです。

なんとも幸せでかわいいエビです。

深海魚はまだまだ不思議がいっぱい

今回は「かわいい深海魚」というテーマで
15種類の深海魚を紹介してきました。
ですが、まだまだ様々な深海魚がいます。

他のテーマについてはこちら!

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では、また。

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