美味しい?深海魚11選:知らないうちに食べている?

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タキ
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こんにちは、大学院生のタキです。

僕は深海魚に関する研究をしているほど
深海魚が好きな学生です。

今回はそんな僕が厳選して
「美味しい深海魚」を紹介します!

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美味しい深海魚っているの?

実は深海魚の定義ってはっきりしていません。
(一方で、深海は深度200m以下の海のこと)

一般的に深海魚(深海生物)は
深度200m以下での生息が確認された
生き物のことを指します。

そんな深海魚たちですが
基本的なイメージはおそらくこんな感じでしょう。

  • 「気持ち悪い」
  • 「変わった見た目をしている」
  • 「グロテスク」

確かに変わった見た目の深海魚が多いので
仕方ないかもしれませんが
実は美味しい深海魚もいるんです。
もしかしたらすでに食べているかもしれません…。

オニヒゲ

名前:オニヒゲ
分類:脊索動物門タラ目ソコダラ科
大きさ:約60cm
生息水深:水深 約260m-930m

この魚知ってますか?
実は僕食べたことあるんですが
めちゃくちゃ美味しいです。

見た目は少し気持ち悪いかもしれませんが
捌いてしまえば綺麗な白身。
肝も美味しいんです…。

なかなか手に入りませんが
一度食べて欲しい深海魚です。

すり身の原料に使われることがあるので
もしかしたら既に食べているかも?

漁港とかで安く売っている可能性あり。
岩手県や宮城県の遠洋漁業で水揚げされます。

イバラヒゲ

引用元:彩雲の趣味は広く底々深く!!

名前:イバラヒゲ
分類:脊索動物門タラ目ソコダラ科
大きさ:約60cm
生息水深:水深 約300m-3,700m

オニヒゲの仲間です。この魚も美味しい。
ただ、オニヒゲよりも深いところに住んでいるので
イバラヒゲの方がレアかもしれません。

深海魚釣りで割と釣れるらしい。
市場で見かけることはほぼ無いので
自分で釣りましょう…!笑

相模湾で釣れます。

ノロゲンゲ

名前:ノロゲンゲ
分類:脊索動物門スズキ目ゲンゲ科
大きさ:約30cm
生息水深:水深 約200m-1800m

ノロゲンゲは日本海側で既に食べられています。
かつては甘エビ漁に混ざる利用価値の無い魚として
「下の下(ゲンゲ)」と揶揄されていました。

それが今では「幻魚(ゲンゲ)」となったほど。
鮮度落ちが早いので新鮮なものを食べたいところ。
コラーゲンを多く含んでいるので
機能性の面でも注目されています。

日本海側で見かけたらぜひ一度食べてみましょう!

エゾイソアイナメ(ドンコ)

名前:エゾイソアイナメ
分類:脊索動物門タラ目チゴダラ科
大きさ:約1m
生息水深:水深 約10〜300m

三陸中心に水揚げされるこの魚。
和名よりも「ドンコ」という名前のほうが
聞き馴染みがあるかもしれません。

見た目が少し深海魚っぽいですが
結構普通に食べられています。

宮城県などでは普通にスーパーで見かける魚。
この魚は肝が大切。煮付けで
肝と一緒に食べるのが旨い。

旬は秋から冬なので
その時期に三陸に行けば食べられます!

マジェランアイナメ(メロ)

名前:マジェランアイナメ
分類:脊索動物門スズキ目ノトテニア科
大きさ:約1m
生息水深:水深 約200〜400m

「なんだよこの魚。」という方が
多いかもしれませんが知っている人もいるかも。
実はかつての「銀ムツ」なんです。

銀ムツという名前は使えなくなったので
最近は「メロ」という名前で親しまれています。
ですが和名は「マジェランアイナメ」

この魚は脂が乗りまくってて身が甘いんです。
個人的に大好きな魚です。
ちょっと高いですがよく食べます。

南半球で取れる深海魚なので魚屋に行けばあるかも?
最近は通販でも買えます。

メルルーサ

名前:メルルーサ
分類:脊索動物門タラ目メルルーサ科
大きさ:約1m
生息水深:水深 約50〜800m

メルルーサはいくつかの同じ仲間の魚を
総称した呼び名なんですが
これまた変な名前の魚ですね。

ですが恐らく
ほとんどの人が食べたことがあります…!

その理由は「白身魚」として流通しているから。
マダラも白身魚として多く利用されますが
こういった変な名前の魚も
僕たちは知らない間に食べているんですね。

存知の通り(?)クセもなく使い勝手のいい深海魚です。

ちなみに こちらがメルルーサの仲間「ホキ」
こいつも恐らく皆さん食べてます。

マダラ

名前:マダラ
分類:脊索動物門タラ目タラ科
大きさ:約1.2m
生息水深:水深 約150〜1280m

ここからは皆さんが普段から
よく食べている深海生物の紹介。
まずは「マダラ」です。

本体よりも白子に高値がつきます。
深海魚なので鮮度落ちがはやいんですが
実は刺身で食うと美味いんです。

なかなか刺身用で流通はしませんが
機会があれば刺身でいきましょう…!

ちなみに、たらこは「マダラ」ではなく
「スケトウダラ」の卵です。

ホタルイカ

名前:ホタルイカ
分類:軟体動物門ツツイカ目ホタルイカモドキ科
大きさ:約5cm
生息水深:水深 約30〜600m

「ホタルイカ」も深海生物。
普段は深海に住んでおり
産卵の時期になると浅瀬にやってきます。

富山県の名産ですね。
富山湾は急斜面になっており
近場で深海魚が獲れる良い漁場です。

旬は春です。

キンメダイ

名前:キンメダイ
分類:脊索動物門キンメダイ目キンメダイ科
大きさ:約60m
生息水深:水深 約100〜800m

「キンメダイ」も立派な深海魚。
目が大きいのは暗い場所に住んでいるから。
立派な深海魚的特徴を持っています。

「キンメダイ」がおいしいのは知ってますよね。
国産のものは高級品です。

刺身でも、煮付けでも
しゃぶしゃぶでもどうやったって美味いです。

キアンコウ

名前: キアンコウ
分類:脊索動物門アンコウ目アンコウ科
大きさ:約1.5m
生息水深:水深 約25〜560m

皆さんご存知の「アンコウ」も深海魚です。
一般的に「アンコウ」と呼ばれるのはこの「キアンコウ」
身がプルプルしてて美味しいですよね。

身はあんこう鍋、肝はあん肝ポン酢
これでいくらでも酒が飲めます。

最近は肝が大人気で
旬の冬の時期は需要が足りないため
アメリカや中国から輸入もされています。

バラムツ (流通禁止!)

名前:バラムツ
分類:脊索動物門スズキ目クロタチカマス科
大きさ:約2m
生息水深:水深 約400〜850m

これは載せるか迷いました…。
人が消化できないワックスエステルという脂を
体に蓄えている深海魚です。

「アブラソコムツ」とともに
市場流通は禁止されています。
そのため、食べたければ釣るしかありません。
そんなの釣ってどうするのか。

食べます。

めっちゃうまいんです。この深海魚。
僕も食べたことがありますがほとんど大トロ。

ただ食べすぎるとワックスエステルが消化されず
そのまま出て来ることになります。

もし食べ過ぎた翌日はオムツを履いて
過ごさないといけません…。

僕は2切れだったので大丈夫でした。
食べる場合は自己責任!

深海魚はまだ分からないことだらけ

今回は「美味しい深海魚」というテーマで
深海魚を紹介してきました。
ですが、まだまだ様々な深海魚がいます。

他のテーマについてはこちら!

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では、また。

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